全く参考にならない釣行紀平成13年4月20日−23日

 


 

あの有名な八郎潟へ行って来た。

今回は、日の出に丁度良く釣り場所に到着。

いやぁー計ったようなこの周到な計画である。

ただ単に出発時間の設定を間違えて計画を練ってしまったからだが、

間違えたとは口が裂けても言えない。

言いだしっぺのオイラが一番最後に集合しているなんて事も

ゴメンの一言で済ませてもらった。ガハハ。

 

まずもって我々を出迎えてくれたのは盛大な風のおもてなし

おまけにもの凄く寒い。体感は群馬の某T沼の真冬のヘラ台並

ときている。本当に恐ろしく寒い。何で?秋田とはそういう所なんだろうか?

だいたい、4月の下旬だっていうのに、連れは極寒マス釣り時に使っている

防寒着を着ている。それでも寒そうなのに、オレと言えばウインドブレイカーの中に

フリースのジャケット。下はジーンズだ。本当に体の中を

ぴゅー風が素通りぴゅー

していくような感じだ。ひえーー。

 


 

今回実際に竿を下ろしたのは新生大橋近辺だ。

理由は簡単。岸でもイージーに釣れるから。

漁港周辺は、一冬越えて、リセットされた八郎バスと言えども

プレッシャーが高い。それに釣れて無さそうだった。

ある筋の情報では、こっち側はまだ冬モードだとの事で、

その辺は綺麗さっぱり捨てて行く事にする。

釣れなかった時の言い訳でもある。

 


 

釣り初めて30分・・・・へへへ。

何て釣れないのぉー?

まさか、違う八郎に来てしまったんじゃないだろうか?

しかし現実は、すぐとなりで容赦なく釣る連れによって証された。

やっぱりここは八郎だった。

 


 

散々ここで、偉そうな事を書いているからには、ちっとは釣らないと言い訳が立たない。

こっそりと諜報活動、人の釣れたルアーを聞き出して、

さも自分がセレクトしているかのように見せかける。

「やっぱりサスペンドミノーだ!」

と小声で呟き、それとなくアピール。

内心、ファーストキャッチがスピナベであった事は伏せる。

スピナベでファーストキャッチ

 


 

10cmミノーで一通り釣ると、反応が鈍くなる。

そこで、去年もお世話になったSMOLTの登場である。

ハッキリ言ってこのルアーは、硬質プラスチックで出来たワームである。

使い方もそれと同じ。岸際に投げてボトムトレース。

ストラクチャーを感じたら、引っかけて止める

此処の魚との対面を果たすにはただそれだけ。

全くイージーである。

スモルト丸飲み(^^)v何故が赤目。スモールじゃないよ。

大体上記の2パターン。両方のフックが掛かっている。


ある種のパターンを掴んでしまえば、今までの苦労は何処へやら。

本当にバス釣りってイージーだなぁって思う。

状況が変わっても、その都度少しのメソッドの修正で居る程度の

結果を残すことが出来る。

ただ、それを掴むか否かが一番の問題。

この時期の当たり外れは大きいし、場所もかなり限定される。

あの八郎潟でさえも。

事実、翌日の釣行は前日のそれと比べて非常に辛いものとなった。

風が無く、明らかに状況が違っていて、魚の居場所が分散されている。

風が出てきて荒れ始めるまで、昨日のパターンは通用しなかった。

風が吹き出せば、このとおり

今回最大の47cmほそなげー


総括

いやぁー何だかんだ言っても、さすが八郎潟。

関東とは比べ物にならないぐらい魚影が濃い。

秋の八郎がまた熱いぞ!