日 時
平成15年4月1日
場 所
銭洲
状 況
波高しされど…

解禁でっせ〜

 


1.

銭洲。

知らない人に解説しちゃうと、昔の漁師さんが命を削っても行ったら銭になる洲って事で名付けられた伊豆沖75キロ、一番近い神津島からも35キロも離れた絶海の孤島。黒潮がモロに当たって、魚うじゃうじゃ。しかも漁業制限があって半年間は禁漁。
んで、本日4月1日午前7時をもって解禁なのだ!!

2.

んで、銭洲ってのは孤島って言っても、単に海底数百メートルから、顔を出した岩礁帯で、島自体はこんな感じ。

昔の島が浸食を受けて、残った火山の名残が銭洲の本体って訳です。

3.

んで、ついに7時…釣り開始

因みにこんなに島と近くなんですけど…水深は50mとか…

かなりの根が入り組んだ場所です。

4.

さて、同行して色々お世話になっていた赤羽氏が小用をしている間に、時報と共に解禁…

記念すべき一投目…に。

ははは。まぐれで釣れてしまった。
それも、7〜8艇の遊魚船があるなかで、おそらく最初に…
って事は、今年の銭洲一番乗りが俺だぁ〜ラッキー(^^)v

運は使わずに取っておく方が良いね〜。

5.

そんな最初のラッキーを踏んでしまった私。がしかし、案の定それも長続きせずにすぐに当たりは止まってしまいます。

船長曰く
「良い反応はあるんだよ〜みんな頑張って下さいよ〜」
との事。

反応は、私には無かった…(T.T)

6.

こんな島が大小10コぐらい、ほぼ500m位の間を連なっています。船はそこを縫うように進んで、釣場へと誘ってくれます。

が!

反応が…ないのよ〜。

7.

久しぶりにマジに釣りをしている飯野さん(仮名)気合いは十分です。

頭のハチマキがそれを物語っています。

この後…でかい鯖をキャッチ!!

8.

ファーストヒットを私にさらわれた赤羽氏。この後やはり鯖をキャッチします。

銭屋店長も、久しぶりに竿を振る姿が勇ましいです。

その奥に…やっぱり仮眠中のクリちゃん。でも今回は半分以上は起きて頑張っていました。

9.

はぁ〜。努力の甲斐も虚しく、私は一投目のカンパチ(正確にはヒレナガカンパチ)を獲った後は、小鯖を一匹キャッチしただけになってしまいました。

まぁ船中で、カンパチ2本のハガツオ1本しか出ませんでしたから、大健闘としましょう

10.

これが私が赤羽氏の魚を横取りした

ヒレナガカンパチです。

62cmで3.2kgありました。

11.

彼が食していた獲物は…と言えば。コレ

30cmちかくあるイカです。

それに小さいヤツが2匹。

魚を捕食している訳じゃなかったようですね。

12.

最後に…。

獲物は美味しくお刺身にして完食しました。思ったよりも、味は濃くて身もしっかりしており、やはりその辺のスパーで購入するようなお魚と違って、甘みもあって、それを一人300g@(4人)近くパクパク…う〜ん贅沢です。

あと、カマも焼くか、ダシか迷ったのですが、焼いて身をほじって食べてしまいました。
お醤油が似合いますね。

結果からすると、今回はスローでシャコ針を使った方
が大きな魚をあげておられた様子を後で知りました。

次回は…釣るよ〜待ってろよ〜巨大カンパチ!!


ちゃんちゃん。